「話を聞かない男、地図が読めない女」の読んでみませんか?

なぜ男と女はこうも違うのかは、「話を聞かない男、地図が読めない女」を読んでください。ここではその違いだけを抜粋してみました。出版社さん、宣伝だから許してね。そしてみなさん、本を買ってあげてね。
No.001
 男はテレビのリモコンを独占して、コマーシャルになるとすぐチャンネルを変えたがるが、女は平気でそのまま見つづける。仕事や人間関係で行きづまったとき、男は酒をあおったり、いきなり海外旅行に出かけたりするが、女はチョコレートを口に放りこんで買い物に出かける。

No.002
 女は男のどんなところに不満を覚えるか。鈍感、のんき、人の話を聞かない、やさしくない、話をしてくれない、愛が足りない、二人の関係を大事にしない、触れあいは二の次でセックスばかりしたがる、上げた便座をおろさない。
 男は女のどんなところにいらいらするか。運転がへた、標識を見落とす、地図を上下さかさまにしないと読めない、方向音痴、むだなおしゃべりが多すぎる、セックスしたくても自分から誘わない、用がすんだあと便座を上げておかない。

No.003
 男は探しものを見つけられないくせに、CDはアルファベット順に並べる。男は、男のほうが分別があると思っている。
 女は車のキーがどこにあっても探しだせるくせに、目的地への最短ルートを見つけられない。女は、女のほうが分別があると確信している。

No.004
 女は、車のガソリン切れを知らせる赤ランプが点滅していても気づかないが、そのくせ暗い部屋の片すみに汚れた靴下が転がっていたら、50メートル先からでもわかる。
 男は、バックミラーだけで縦列駐車を難なくやってのけるのに、女のGスポットを見つけられない。

No.005
 女が腹を立てたり、傷ついたりしたとき、ほかの女はすぐに察知する。女はレーダー探知機である。
 男は、目の前で女が涙をこぼしたり、かんしゃくを起こすか、怒った女に横っつらをはたかれるまで何が起こっているのかわからない。

No.006
 昔から女の直感は、浮気をする男たちをうろたえさせ、数々の悪事をあばいてきた。夫が何か隠しごとをしているとき、それを見破る妻の眼力は大したものだ。
 ただしその眼力も、バックで車庫入れをするときには、全然役にたたない。車をバックさせながら、フェンダーから車庫までの距離を測る空間能力はほとんどない。

No.007
 女は周囲からたえず情報を取りこみ、分析しているのである。自分の子どもが誰と仲がいいか、また何を考え、どんな希望や夢を抱いているか。どんな空想を描き、どんな恐怖に人しれず震えているか。何を考え、どう感じているか、そしてどんないたずらをたくらんでいるか。そういったことは、母親には何もかもお見とおしなのである。
 これに対して、たとえわが子であっても、何だか小さい人が自分の家に住んでいるというぐらいの意識しかないのが男である。

No.008
 白眼の面積は、男より女のほうが大きい。女が築く人間関係に不可欠な、近距離でのコミュニケーションには、そのほうが有利だ。
 というのも白眼の部分が多ければそれだけ表情も豊かになるし、相手の目の動く方向を読みとることで、多彩な信号を受けとることができるからだ。

No.009
 狩猟者である男は、遠くにいる獲物を追跡するため、注意がそれないようもっぱら前方が見えるように進化した。女の視野が広くなったのは、忍びよる捕食動物をいち早く見つけるためである。 だから現代の男は、はるか先にあるパブを苦もなく見つけられるくせに、すぐ手元にある冷蔵庫や食器棚、引き出しにあるものは探しだせない。

No.010
 目の網膜が受ける光の強さは、コンピュータのデータにして100メガバイトに相当する。そんなに大量の情報を脳は一度に処理しきれないので、生きるうえで必要なものだけふるいにかけることになる。たとえば空を見あげても、認識する必要のあるもの−青い色−だけ選びだす。
 また脳は、カーペットに落ちた針を探すときなど、決まった対象に意識を集中させるために、視野を狭めることもできる。
 狩猟を任務としている男の脳のほうが、視野を狭くするのは得意だ。家を守る女は、身のまわりの情報をできるだけ多く拾いあつめるために、広い範囲が見えるようになった。

No.011
 「バターが見つからない」と叫ぶ台所の夫と、居間にいて「あるでしょう」と主張する妻の会話はよく見かける。そして、業を煮やした妻は勢いよくキッチンに入ると、冷蔵庫に手を突っこみ、まるで手品のようにバター入れを出す。
 世間知らずの男なら、これは何かのトリックだと思うだろう。あるいは、きみは何でも引き出しや食器棚にものをしまいこむんだから、と女をなじる。
 だが、靴下や靴、下着、ジャム、バター、自動車のキー、財布など、ほんとうはみんなあるべき場所にちゃんとある。ただ男には見えないだけだ。女は視野の範囲が広いから、引き出しや食器棚にあるものをひと目で見わたせる。
 しかし男は上下左右に頭を動かさないかぎり、目的のものは目に入らず、したがって「どこを探してもない」ことになってしまう。
 男は手元を見るのが得意でないことを知っておけば、女のストレスはかなり防げるはずだ。男のほうも、「食器棚にあるわ!」と女に言われたら、素直に信じて探すほうが身のためだ。

No.012
 女は周辺視野が広いので、周囲にばれないよう、さりげなく色目を使うことができる。男が色目を使ったらたいてい女になじられるが、その逆はない。
 ある雑誌の調査によれば、男が女の身体を見るのと同じくらい、あるいはそれ以上の勢いで、女も男の身体を品定めしているという。女は気づかれないだけだ。

No.013
 一般に暗いところで目がきくのは女のほうで、とくに赤っぼい色がよく見える。しかし男は狭い範囲なら遠くまでよく見える。しかも男は右脳の空間能力が優れており、前後を走る車の動き、自分との距離をはっきりとらえることができる。
 これに対して、女性は対向車がどの車線を走っているのかわからなくなる、一種の夜盲状態を経験することが多い。
 だから長距離のドライブ旅行に出かけるときは、昼間の運転は女、夜間の運転は男がするのがよい。女は暗いところでも細部までよく見えているが、その範囲は左右に広いだけで、前後の距離は短いからだ。夜の運転は男にまかせよう。

No.014
 男の目はもともと遠くを見るようにできている。だからコンピュータの画面を見たり、新聞を読むときは、わざわざ目を調整しなくてはならないので、男のほうが目が疲れやすい。
 手元の作業が向いているのは女のほうで、それゆえ精密な作業を長い時間こなすことができる。しかも狭い範囲での細かい運動ができるような脳の配線になっているので、針仕事をしたり、コンピュータ画面で細かい文字を読むのが苦にならない。

No.015
 ほとんどの母親は子供を見て、お腹がすいている、身体のどこかが痛い、腸にガスがたまっている、くたびれたなどなど、実にさまざまな状態を見わけることができる。
 父親はというと、2種類以上の感情を当てられるのは、全体の1割に満たないはずである。ほとんどの父親は、自信たっぷりにこう答える。「赤ん坊は母親を探してるんだ」と。

No.016
 子育てを卒業した祖父母はどうか。祖母は50〜70パーセントの確率で言いあてる。しかし祖父にいたっては、自分の孫でも、何を要求しているかわからない体たらくである!
 一卵性双生児の場合、おじいちゃんは二人の孫をなかなか区別できない。愛やお金のために双子が入れ代わる話は映画によくあるが、実際に成功するのは、女の双子が男をだますときだけだ。

No.017
 女が50組のカップルがいる部屋に入った場合、10分間もすれば各カップルの関係を分析できる。あの二人はいまラブラブだ、あっちの二人はけんかをしている。誰が誰をくどこうとしているか、どの女が負けずぎらいで、どの女が感じがいいかわかるのだ。
 ところが男は部屋に入ると、まず入り口と出口を確認する。攻撃がどこから来るか、襲われたらどこから逃げればいいかを考えることが、脳の回路としてできあがっているからだ。次に、知った顔がいないか、敵になりそうな者がいないか全体を見わたし、部屋のレイアウトを認識する。さらに論理的な頭を働かせ、壊れた窓や切れた電球を見つけだす。そのあいだに、女は部屋にいる全員を観察しおえて、誰がどんな人物で、どんな気分でいるかを把捉しているのだ。

No.018
 1対1のコミュニケーションでは、メッセージのおよそ60〜70パーセントを非言語コミュニケーションが占めているという。声色は20〜30パーセント、言葉にいたってはわずか7〜10パーセントにすぎない。
 こうした情報を、女は優秀な感覚装置で分析する。しかも左右の脳のあいだで情報をすばやくやりとりできるので、言葉や視覚、その他の信号を統合し、解釈するすべに長けている。
 面と向かっているとき、男が女に嘘をつけないのはそのためだ。しかし、女が男に嘘をつくのはさほど難しくない。男は鈍感だから、言葉やそれ以外の信号が食いちがっていても気づかない。
 だからセックスのとき、女が「イッた」振りをしてもばれないのだ。男が女に嘘をつこうと思ったら、表情を悟られないよう電話か手紙を使うほうが賢明だ。それがだめなら部屋の明かりを全部消すか、頭から毛布をかぶったほうがいい。

No.019
 女は男よりも耳が鋭く、とくに高音を聞きわけるのが得意だ。だから夜中に赤ん坊が泣きだしたとき、女の脳はすばやくそれを感知する。けれども脳がそういうふうにプログラミングされていない男は、全然気づかずに寝ている。
 遠くで子猫が鳴いていると、鳴き声を聞きつけるのは女だが、居場所を突きとめるのは空間能力、方向感覚に優れた男のほうだ。

No.020
 音を分離し、種類わけして、それぞれの音に対して意思決定する能力は、女の脳のほうが長けている。だから面と向かって誰かと会話しながらも、ほかの人の話に耳をそばだてることができる。
 でも男は、テレビがついていたり、台所で食器を洗う音が聞こえてしまうと、会話ができない。男が電話に出るときは、話をやめろ、音楽を低くしてくれ、テレビを切れとうるさく指示を出すが、女は気にせず淡々と受話器を取りあげる。

No.021
 声の大きさや高さのかすかなちがいを、女は敏感に察知する。だから相手の気持ちの変化を声からつかむことができる。音痴を男女別で見ると男のほうが8倍も多い。男を相手にけんかをしているとき、女はよく「そういう声を出さないで!」と言うが、男にはその意味が皆目わからない。

No.022
 男の皮膚は女より厚い。だから年齢をとっても女よりしわが寄りにくい。とくに背中の皮膚は、腹側より4倍も厚い。これは四足歩行時代に、背後からの攻撃に備えていたなごりであろう。
 触覚に対する男の感受性は、思春期までに大半が消えて、苛酷な狩りに耐えられるよう準備を整える。石ころだらけの草むらを走りぬけたり、動物や敵と格闘しても痛みにひるまないためには、皮膚の感覚を鈍くする必要があるのだ。
 肉体作業やスポーツに集中しているとき、男はけがをしても気づかないことがある。

No.023
 反対に集中していないとき、男はからきし痛みに弱くなる。チキンスープがほしい、しぼりたてのオレンジジュースが飲みたい、湯たんぼを用意してくれ、医者を呼べ、遺言状が有効か確認してくれ!男が哀願するときは、ただの鼻かぜである。

No.024
 男は、女が痛がっているときや、不快なときにも鈍感だ。女が痛むお腹を抱え、40度の高熱にうなされて毛布を頭から抱えて震えているとき、男は「だいじょうぶかい?」と声をかけるものの、内心は「彼女もちょうどベッドに入ってることだし、セックスさせてくれないかな」などと考えているのだ。

No.025
 フットボールなど攻撃的なスポーツを見ているときは、男も感受性が高くなる。ボクシングの試合をテレビで見ていて、選手がロープローを打たれたとする。
 女が「うわっ・・痛そう」と感想をもらす横で、男はもう身体を折りまげてうめいているだろう。ほんとうに痛みを感じているからだ。

No.026
 味覚と嗅覚は女のほうが優れている。人間の舌にはおよそ1万個の味覚受容体があって、甘い、しょっぱいは舌先で、酸っぱいは舌の左右、苦いは奥で感じている。基本となる4つの味覚のほかに、油っぼさを感じる第5の味覚があると考える日本の研究者もいる。
 しょっぱさと苦さを区別するのは男のほうが得意で、だから男はビールを好んで飲む。女は甘さや砂糖の味に敏感だから、チョコレート中毒は女のほうが断然多い。洞穴に住んでいたころは、採ってきた果物が熟れて甘くなっているか確かめないことには、安心して子どもに食べさせられなかった。
 甘さへの感受性が子どもの生命を守ることに直結していた時代の性質が、いまもしっかり残っているのだ。砂糖を使ったお菓子を好み、食べ物の味見をするのが女なのも当然だろう。

No.027
 女の嗅覚はもともと男より鋭いが、排卵日前後にはさらに鋭敏になる。男が発するフェロモンやムスクのような、それとわからないくらいかすかな体臭も感知できる。
 さらに女の脳は、においの信号を解読して男の免疫系の状態も探る。自分の弱いところを補ってくれる、もしくは自分より強い免疫系の持ち主は魅力的に見えて、「不思議な磁力で吸いよせ」られる。反対に、免疫系が弱い男には食指が動かない。

No.028
 研究によると、女は男に出会ってからたった3秒間で免疫系の分析を終えるという。相手の免疫系に自分にはない性質があれば、二人のあいだに生まれた子どもはいいところを受けつぎ、生きのこる確率が高くなるからだ。
 男性向けに売られている整髪料や香料には、女をその気にさせるフェロモン物質がかならず入っている、はずだ。

No.029
 人間は進化をするあいだに、生きのびるうえで必要な能力や感覚をたくさん身につけてきた。魔法とか神わざ、女の直感と呼ばれる不思議な現象も、ほとんどの場合、女の知覚能力が優れているという理由で説明できる。
 現代の女性たちは、その優れた知覚能力とうまく折りあいをつけられず、占星術や心霊術、タロット占い、数秘術などに頼って、法外な金を払っている。
 思春期に入ると女の子は急速におとなびていき、鋭い感覚を大いに発揮するようになる。女の子は17歳ぐらいになると、もう大人と同じだ。同い年の男の子は、まだプールで水泳パンツを尻に食いこませたり、おならに火をつけて遊んでいるのだが。

No.030
 女の感覚がばつぐんに鋭いわけではなく、相対的に男の感覚が鈍いのである。女は高度な知覚情報が飛びかう世界に生きている。女どうしでは、おたがいの言葉や声、ボディランゲージを解釈して、相手の要求を理解することができるから、当然男にも同じことを期待する。
 だが残念なことに、それは無理な話である。自分が何を望み、何をしてほしいか、黙っていても男が察してくれると信じているから、思いどおりにならないとき、女は男をなじる。
「ほんとに鈍感ね、わからないの?」

<男と女のストーリー>
 パーティからの帰り道、リンとクリスの夫婦は車を走らせていた。ハンドルを握っているのは夫のクリスで、リンはナビゲーター役を務めている。ところが、ほんとうは右に曲がらなければならないところを、リンがうっかり左と指示したために、二人は口論になった。
 10分間の気まずい沈黙ののちに、不安になったクリスが口を開いた。「おい・・・・・だいじょうぶか?」するとリンは、「ええ、何もかも順調よ!」と答えた。
 彼女がそう答えたということは、順調にはほど遠いということだ。クリスはパーティでのことをあれこれ思いかえした。「パーティで僕は何かまずいことしたかな?」。この問いに、リンは「その話はしたくないの!」と強い口調で返した。
 ということは、彼女は怒っていて、パーティの話をしたがっている。だがクリスには、自分が何をしでかしたのかまったくわからない。「教えてくれよ。僕は何をした?自分ではわからないんだ。」
 この手の会話で、男の言葉に嘘はない。ほんとうに何が悪いのかわからないのだ。リンは言った。「まだそんなクサい芝居を続けるつもりなの。でもいいわ、教えてあげる」。だがクリスは、もちろん演技などしていない。それどころか、なぜリンが不機嫌なのか、まだとっかかりさえつかめない状態だ。
 リンは大きく息を吸って、話しはじめた。「あのふしだら女が、パーティのあいだずっとあなたにべったりで、色目使ってたでしょ。なのにあなたは、彼女を追いはらうどころか、鼻の下を伸ばしてたじゃない!」
 クリスは仰天して言葉も出ない。ふしだら女って誰だ? 色目を使ってたって? クリスは何ひとつ気づいていなかったのだ。
 「ふしだら女」(これは女から見た場合の表現で、男に言わせれば彼女は「色っぼい」ということになる)は、クリスと話しているあいだ、腰を突きだし、脚を見せつけていたのに。髪を払い、わざとらしく自分の太腿に手のひらをすべらせ、耳たぶを指でもてあそび、彼をじっと見つめ、ワイングラスの脚にそえた手を思わせぶりに上下させ、女子高生みたいな甘ったるいしゃべりかたまでしていた。
 だが男は狩人だ。地平線のかなたにいるシマウマを発見し、すばやい動きをとらえることはできても、その気になった女が声や見た目、身体の動きを駆使して目の前で繰りだすボディランゲージには無頓着なのである。
 だがパーティ会場にいた女たちは全員、見ていないようでいて、その「ふしだら女」の動向を観察していたはずだ。そしてテレパシーさながらの「危ない女警報」をすばやく交信していたにちがいない。もちろん、男はまったく気づいていないが。
 こういうとき男は、ほんとうに知らなかったんだと弁解するだろう。おそらくそれはほんとうだ。男の脳は、細部を見開きするようにできていないのだから。

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