Napsterの衝撃

かつて Web 上の音楽ファイル交換のメッカとして人気を誇り、数百万人ものユーザーを持つ有名サイトだったNapster もついに閉鎖された。 しかし、その後様々なファイルを共有するためのソフトが出回り、ファイル共有熱は衰えてはいない。そして、1998年に成立した米国の「著作権延長法」(CTEA)に関して、多大なコンテンツを保持する大メディア会社と大衆ドメイン派との間で訴訟問題に発展している。

音楽ファイル交換、本当に悪いのは誰?
米ナップスター社に対して、米連邦破産裁判所は2002年9月3日、同社の大株主である独ベルテルスマン(Bertelsmann)社への身売りを図るという再建案を却下した。日本の同様サービス、ファイルローグを提供していた(有)日本エム・エム・オー(MMO)は裁判が続き、サービス停止。国内では逮捕者も出ている。それでもファイル交換はなくならない。
音楽ファイル交換は2005年にピーク、その後は合法サービス市場拡大
米Yankee Groupは2002年8月14日、KaZaAやMorpheus、LimeWireなどのファイル交換サービスはコンテンツを際限なく無料で利用できるため、交換される音楽ファイルの件数は今後も増え続け、2005年にはピークに達するとの調査報告を発表した。

凄生ぶっこぬき
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見えてはいけないものまで見える大問題
クレジットカード番号や企業の給与一覧、そんな重要な情報まで、うっかりP2Pソフトで共有化されてしまっている。それがファイル共有の大きな問題だ。
2002年のベストツールはファイル共有ソフトWinny
「ネットランナー」で総ノミネート数90以上にも及んだ昨年の「ベスト・オブ・悪用厳禁ツール」。並み居る強豪を抑え、栄えある大賞はダウンロード部門のファイル共有ツール「Winny」に決定した。
音楽のネット配信売上減少はファイル共有サービスと関係がある
調査会社の米comScoreは2002年11月4日、eコマースのほとんどの分野で成長が見られる中、音楽のネット配信だけは3四半期連続で減少を続けており、その間ファイル共有サービスの利用者数は増加しているとの調査結果を発表した。
アメリカの著作権の延長問題
「著作権延長法」は現行の著作権の期間をさらに20年間延長するものである。その判決いかんでは、メディア関係の大会社にも、甚大な影響を与えることになる画期的な判決になるとみられる。延長法反対者たちは、ミッキーマウスのアイコンや有名な小説が、広く大衆のドメインに入ることを歓迎している

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